クライアント様向け

失敗しない!建築カメラマンの選び方

建築カメラマン選びで失敗してませんか?

「納得のいくカメラマンを見つけられない」
「希望のイメージと違う写真を納品された」
「毎回カメラマンを探し直している」
「カメラマン選びの判断基準が不明」
「似たようなカメラマンがたくさんいる」
「初めてで依頼の仕方がわからない」
「撮影料金の相場が分からない」
「見ず知らずのカメラマンで写真も人柄も相性が合うか不安」

この記事ではそんな悩みを3つのポイントで解決します。

こんにちは、建築カメラマンの藤川です。
私は過去に500件以上の建築撮影経験があるカメラマンです。
今回はそんな私からカメラマン目線で建築カメラマン選びで失敗しなくなるための方法をお伝えします。

まずは結論から。答えはこの3つです。

事例集・作例集を見る
料金を確認する
見積もり依頼をしてみる

「そんな当たり前なことずっと前からやってる!」と思っても、
様々な情報が入ってくる中で、案外やっているつもりになっているだけかもしれません。

読み終える頃にはカメラマンを選ぶときに何をすればいいのか論理的に分かるようになっていると思います。
ここで得た知識は建築カメラマンに限らず、他ジャンルのカメラマン選びにも通ずる方法だと思いますので知っておいて損はないはずです。

1.建築撮影を依頼するカメラマンの選び方

1-1. 事例集・作例集を見る

まずは見つけたカメラマンの撮影事例や作例など所謂ポートフォリオを確認すること。
単純なことですがこの行動は非常に有効です。
なぜなら事例集を見ることで次のことが明確に分かるからです。

  • 依頼したい被写体を撮影しているか
  • 希望のイメージに近い写真を撮っているか
  • どのような雰囲気の写真を撮っているか
  • スキルレベルはどれぐらいか

具体的に自分の欲しい写真が分かっているのであれば、事例集をみればそのカメラマンがその期待に応えてくれる写真を撮ることができるか判断することができます。

ある程度腕のあるカメラマンであれば、撮ったことのない雰囲気の写真や普段あまり撮らない作風の写真もその場に応じて撮り分けることができますが、せっかく新しくカメラマンを探すのであれば元々その写真を得意とするカメラマンに依頼した方がメリットが大きいです。

具体的に言うと、パスポート用の写真を撮りたいのにわざわざイマドキのアーティスティックなポートレートカメラマンに依頼する必要はないのです。
むしろその依頼内容なら近所の写真館にお願いしたほうが希望に近い写真に仕上がるでしょう。

要するにカメラマンはたとえプロであっても撮影ジャンルや作風により、ある程度得手不得手があります。
わざわざ新たにカメラマンを探す手間をかけるのであれば、この機会に自身の希望する写真を得意とするカメラマンに依頼をすればOKです。

カメラマンが個人のWEBサイトを持っていて、過去の事例写真を載せていないということはほぼありません。
必ず確認しましょう。
このように事例集を見ることが満足な写真を得られる一番シンプルな方法なのです。

 

1-2. 料金を確認する

続いては撮影料金を確認しましょう。

料金に関してはWEB上に公開している場合としていない場合の2通りがあります。

建築カメラマンに関して言えば、目安となる基本料金を公開している場合が多いです。

基本料金を明記していない場合、料金体系が不透明な可能性があります。
全てがそうとは言い切りませんが、初めて依頼する際には大きな不安要素になりやすいのでなるべく大まかな金額が分かったほうが無難です。

どうしても料金不明のカメラマンに依頼したいときは直接問い合わせてみてもいいかもしれませんが、ある程度具体的な条件を伝えたりと労力がかかるのでそこは覚悟しましょう。

料金を確認するときにまず気になるのはそもそも相場がどれぐらいなのかということですね。
これは非常に難しい問題です。
カメラマン選びの難易度を上げている一番の原因と言ってもいいでしょう。

今回は建築写真業界の相場の一例を簡単にご説明します。
最低クラス〜標準クラス〜最高クラスの順で料金相場を表記しています。
※2020年2月、独自調べによる

  • マンション撮影→3万〜5万〜15万
  • 戸建て撮影  →3万〜5万〜10万
  • 民泊撮影   →1万〜3万〜5万
  • 店舗撮影   →3万〜5万〜10万
  • 施設撮影   →5万〜10万〜20万

こう見るだけでもかなり幅があることがわかりますね。
あくまでも独自調べによる一例ですので全てがこの限りではないことを頭の片隅に置いておいてください。

このように建築写真業界は料金がピンキリです。

その理由は建築撮影を長年生業にしている専門のベテランのプロから、平日はサラリーマンで休日だけカメラマンをしているような経験の少ない副業カメラマンまで様々なカメラマンがいるからです。

具体的には登録型マッチングサイトではどんなジャンルでも撮りますという休日カメラマンが多い傾向にあります。
その代わり価格はかなりリーズナブルな場合が多く、相場と比べても格安なことも良くあります。

お金をかけられないが写真のクオリティもそこそこで十分という場合には重宝します。
おそらくそれなりの撮影なら1万円出せばやってくれる人が見つかるでしょう。ただ破格の値段のカメラマンに依頼するのは依頼者側から見て、希望する品質の写真が得られるかと言う点でリスクがかなり高いのでそこへの理解とリスクヘッジが必要です。

一方で専門のプロに依頼する場合は、料金は高くなる分クオリティの高い安定した品質の写真を得られる可能性が高くなります。

失敗したくないのであれば、料金は高くなりますが少なくとも相場程度かそれ以上の料金できちんとそのジャンルを極めるプロカメラマンに依頼するのが無難でしょう。

以上を踏まえた上で、希望の予算内で依頼できるカメラマンを見つけてみましょう。

 

1-3. 見積もり依頼をしてみる

写真と料金に納得のいく建築カメラマンを見つけたら、最後は見積もりを依頼してみましょう。

ここで見積り依頼をする際に料金以外にチェックしておくべきことがあります。

料金の確認はもちろんですが、ある意味ビジネスパートナーともなるカメラマンとの相性を確認することが非常に重要です。
実際にやりとりをしてみて自分との相性を確認してみましょう。

当たり前ですがプロカメラマンもひとりの人。丁寧なサポートをしてくれる親切なカメラマンもいれば、効率重視の事務的なカメラマンもいます。また本来あってはならないことですが、残念なことに常識が欠如した横暴なカメラマンが一部いることも事実です。

見積もりの本来の観点である料金についてもしっかり確認しておきましょう。

WEBサイトに記載している基本料金からかけ離れた見積もりを提示される場合もあるため、見積もり内容や条件は十分に確認しましょう。

このように見積もり依頼のやり取りの際には料金はもちろんのこと、そのカメラマンの人柄もしっかりと見極めるよう意識してみましょう。

 

◆建築撮影を依頼するカメラマンの選び方まとめ

 

○事例集を見る
→自分の求める被写体とイメージの写真を撮っているか。
○料金を確認する
→相場から見て適正価格か。求めるクオリティに対して安すぎたり高すぎたりしないか。
○見積もり依頼をしてみる
→実際の料金はいくらか。カメラマンの人柄はどうか。相性はいいか。

以上のことを意識してカメラマンを選べば、今後どんな基準でカメラマンを選び、依頼すれば良いか分かるようになるはずです。
今までなんとなくカメラマン選びをして失敗してきたなら、格段に成功率は上がるでしょう。

次の章では具体的な建築カメラマンの探し方を紹介します。
選び方はわかったけどそもそもどうやって探したらいいの?
というまだカメラマンまでたどり着いていない方必見です。

 

2. 建築カメラマンの探し方

2-1.検索エンジンで検索する

まずひとつ目はgoogleやyahooなどの検索エンジンで検索する方法です。

ではどのようなキーワードで検索するか。
次のような組み合わせがおすすめです。

  • 撮影ジャンル(例:物件撮影,店舗撮影,民泊撮影,等)+地域名
  • 建築写真+地域名(例:横浜,東京,関東,等)
  • 建築カメラマン+依頼
  • 建築カメラマン+料金
  • 建築写真撮影+事例

ひとつのキーワードだけでなく、複数のキーワードで検索するのがポイントです。
特に組み合わせるワードは「建築カメラマン+料金」のような「依頼」というワードから少し離れたものでも試してみると今まで見つからなかったカメラマンが見つかりやすくなります。
遠方だとどうしても交通費や出張費が高くなる傾向にあるため、地域名で検索して初めから的を絞るのもひとつの手段だと思います。

検索したら「1. 建築撮影を依頼するカメラマンの選び方」でお伝えした方法で希望のカメラマンを絞り込んでみましょう。

事例を見る→料金表をみる→見積もり依頼です。

紹介した検索キーワードあくまで一例です。検索は何回しても無料なので希望にあったカメラマンが見つかるまでどんどん検索してみましょう。
検索エンジンを駆使して、出来る限りたくさんのカメラマンの中から依頼するカメラマンを選ぶようにしましょう。

 

2-2.マッチングサービスで募集する

最近ではカメラマンとのマッチングサービスが人気になってきています。
fotowaやzehitomoなどを始めとするカメラマン登録型の出張カメラマン紹介サイトです。

マッチングサイトで建築撮影を扱っているところは比較的少ないようですが、今回ご紹介するのは建築撮影にも対応しているミツモアです。
ミツモアは自称「建築写真カメラマン登録数、日本最大級!」とのことです。
ちなみにステマではないです笑
むしろカメラマンとしては手数料がかかるのでできれば使うのは非推奨としたいぐらいです。
ですがクライアントさんは無料で使えるので今回に限っては紹介しておきます。

相場はかなりリーズナブルですが、私も条件の良い依頼があった時には時々利用しています。
私のミツモアのプロフィールはこちら↓
ミツモアバッジ
こちらのサイトでは依頼内容や地域など条件を詳細に記入していき見積もり依頼をかけることで、先着5人のプロカメラマンから見積もりの提示を受けることができます。
無料で見積もり依頼可能です。

しかしながらいいことばかりではないのが登録型マッチングサイトの欠点です。
ミツモアで依頼する主なメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

  • カメラマンを検索する手間と時間を省ける
  • 検索エンジンでは見つけられないカメラマンがいる
  • 比較的リーズナブル
  • 5人のカメラマンから同時に見積もりをもらえる
  • 無料で手軽に見積もり依頼を出せる

 

デメリット

  • 休日カメラマンや副業カメラマンが多く、専門性の高いカメラマンが少ない
  • 求めるカメラマンが応募してきてくれるか分からない
  • 先着5人のカメラマンからしか見積もりを得られない
  • 先着5人は所謂早い者勝ちのためどんなカメラマンから返事が来るかタイミングと運次第
  • 依頼をかけるたびにカメラマンの実力や料金にばらつきや偏りが出る

以上のように条件によってはマッチングサイトでは満足な結果を得られない可能性があるので、よく確認してから利用を検討するのが良いでしょう。

 

2-3. ちょっとした裏技

あまり大きな声では言えませんがおそらくほとんどのクライアントさんが知らないであろうとちょっとした裏技があります。

それは日本建築写真家協会のホームページから会員個人のサイトに飛んで依頼をかける方法です。
日本建築写真家協会は建築カメラマンの間では知らない人はいないくらい大きな団体ですが、クライアントの方が意識することはそれほどないかと思います。

実は日本建築写真家協会のホームページには会員名簿があり、そこから個人のサイトや問い合わせ先を知ることができます。
協会の入会規約が「職業写真家であり、建築を撮影していること」となっているので一定の基準を満たしているという意味でひとつの信頼できる指針となると思います。

中には昔から会員で現在は建築写真をメインにされていない方もいらっしゃるようなので、依頼をするときにはそのカメラマンの作例を個人サイトで確認することをお忘れなく!

 

まとめ


今回は建築カメラマンの選び方というテーマで綴ってきました。
最後におさらいです。


◆建築撮影を依頼するカメラマンの選び方◆
○事例集を見る
→自分の求める被写体とイメージの写真を撮っているか。

○料金を確認する
→相場から見て適正価格か。求めるクオリティに対して安すぎたり高すぎたりしないか。
○見積もり依頼をしてみる
→実際の料金はいくらか。カメラマンの人柄や対応はどうか。◆建築カメラマンの探し方◆
○検索エンジンで検索する
→グーグル検索などでカメラマンを探す
○マッチングサービスで募集する
→ミツモアなどで見積もり依頼をしてカメラマンを募集する
○ちょっとした裏技
→日本建築写真家協会のホームページからカメラマンを探す

これであなたもどのように建築カメラマンを選べばいいのか分かるようになりましたね。
建築カメラマンに限らず、今後プロカメラマンに撮影を依頼をしたい時にはこれらのことを思い出して、カメラマン選びをしてみてください。
きっといままでより希望のカメラマンを見つけやすくなっているはずです。


 

 

 

蛇足ですがなぜカメラマンの私がこんな記事を書くのか疑問をお持ちの方もいらっしゃると思いますのでちょっとだけ説明しておきます。
その理由はシンプルです。

『カメラマンのせいで嫌な思いをして欲しくない。』

カメラマン選びに失敗したせいで嫌な思いをしてしまったら、正直もう依頼するのがこわいですよね。
お金も時間もかけたのに失敗した、それは誰もが避けたいこと。
カメラマンにとってもクライアントさんにとってもいいことはひとつもありません。

だからこの記事を読んでくださった方には、少しでも失敗する可能性を減らしてもらいたい、そういう思いで書きました。

どうかクライアントの皆様が無事に良いカメラマンと巡り逢えますよう心からお祈りしております。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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