クライアント様向け

店舗撮影依頼のポイントとコツ


“店舗撮影ってどう依頼したらいいの?”

今回は店舗写真撮影の依頼方法についてお話しします。
初めて店舗撮影依頼する方や、過去にカメラマンへの依頼で失敗した方等、店舗経営しており広告やWEBサイトで宣伝用の写真を必要としている方向けの記事です。

この記事を読むことで店舗撮影依頼のポイントとコツが分かるようになり、読む前より依頼時に失敗しにくくなります。

私は茅ヶ崎を拠点に湘南地区、神奈川、東京で建築撮影を行う建築カメラマンです。
建築撮影数は500件以上の経験があります。
そんな私から店舗写真の根本的な価値についてはもちろん、実際にカメラマン目線で依頼時に必要なポイントを抜粋して書いています。

この記事を読み終える頃には店舗写真撮影依頼について失敗しにくい方法を知り、さらに求めているイメージに近い写真を得やすくなることでしょう。

1.店舗写真の真の目的

そもそも店舗写真とは何のための写真でしょうか?

  • 広告に掲載するため?
  • WEBサイトに掲載するため?
  • SNSにアップするため?

結論から言うと『集客』と『ブランディング』のためです。
WEBサイトに載せたりするのはあくまでそれらの手段であり目的ではありません。
そこを見失わないようにすることが重要です。

依頼相手のカメラマンは写真を撮ることを目的としているので、依頼しているうちに自身もそれに引っ張られてしまいがちです。
ついつい店舗写真の真の目的を見失ってしまうことがあるので気をつけましょう。

そもそもブランディングとは何でしょうか?

ブランディング(英: branding)とは、ブランドに対する共感や信頼などを通じて顧客にとっての価値を高めていく、企業と組織のマーケティング戦略の1つ。ブランドとして認知されていないものをブランドに育て上げる、あるいはブランド構成要素を強化し、活性・維持管理していくこと。また、その手法。ここでいうブランドとは高級消費財に限らず、その対象としては、商品やサービス、それらを供給する企業や団体のほか、人物・建築物・史跡・地域 ・祭事など、あらゆるものが該当する。
wikipediaより引用

つまりこれを店舗に置き換えると、お客さんの持つその店舗に対する認識を価値の高いものにすることで、その店舗の価値そのものを高め育てあげることです。

そしてその価値、つまりブランドの構成要素は主に以下の3つに分けられます。

  1. ブランドアイデンティティ…ブランドのもつ普遍的なイメージ
  2. 抽象的ブランドメディア…ブランドアイデンティティを具現化したもの(キャッチコピーやロゴマーク等)
  3. 可視的ブランドメディア…抽象的ブランドメディアを具現化したもの(WEBサイト、広告、雑誌、CM等)

上記の中で、店舗写真は可視的ブランドメディアに当てはまります。
可視的ブランドメディアはブランディングをしていく中でも重要な要素であり、最終的にその店舗や商品の価値をお客さんに印象付けるものとなります。

そのため店舗写真の目的は『集客』と『ブランディング』であり、その店舗の価値を構築する非常に重要な要素なのです。

2.お店を表現するための必要要素


写真とは不思議なもので、写真が与える情報により圧倒的に印象に残りやすくなります。

例えば文字だけの表現と比較すると写真の与える効果は一目瞭然です。
お店がお客さんに提供したいものや想いは写真によってさらに伝わり、集客に直結していきます。

店舗写真の真の目的である『集客』と『ブランディング』とは噛み砕くと、「お客さんがこのお店に行ってみたいと思える」ということです。
行ってみたいと思わせる店舗写真に必要な要素は以下の通りです。

  • 個性のある外観内装
  • 非日常感
  • 接客の温かさ(雰囲気)を感じられる
  • 魅力的な商品
  • 清潔感

お店のコンセプトや業種によっても変わるのであくまで一例ですが、これらを写真を通じて伝えなければいけません。
つまりこれらポイントを表現できるのであれば自分でスマホで撮ることも不可能ではありません。
しかし写真で何かを伝えると言うのは想像以上に難しいことです。
そのため表現技術に幅のある経験豊富なカメラマンに依頼した方が良い結果が得られやすいです。

また内観外観写真については建築物を撮影するという特性上、魅せる撮り方を熟知した建築カメラマンに任せるのが理想的です。
その他商品撮影やスタッフ撮影も同様で、それらを専門とするカメラマンに依頼するのが理想的ですが、かなり予算が必要となるのである程度柔軟な対応が必要になるかもしれません。
そのため、商品だけでなくお店の内観や外観の写真も手を抜くべきではありません。
スタッフのプロフィール写真も然り。

依頼前に一度その店舗における要素はどんなところに現れているのか考えてみると、自ずと撮ってもらいたいポイントが明確になっていくはずです。
上記要素を含む写真一枚一枚がそのお店の印象を大きく変えることになります。
『集客』と『ブランディング』のためにどこにどれだけコストをかけるか考え、適切な方法を選んでみましょう。

店舗写真にこれらの要素を盛り込むことで「このお店行ってみたい!」と思ってもらえるものに近づいていきます。

3.店舗撮影依頼時にカメラマンに伝えるべきポイント


何度も言いますが、店舗写真において最優先事項は『集客』『ブランディング』の目的達成です。

ではいよいよ今回の「店舗撮影依頼のポイントとコツ」の本題です。
目的達成のためには依頼時にカメラマンに伝えておかなければならないポイントがあります。
それは以下の通りです。

◆依頼時に伝えるポイント◆

  • 写真の使用用途……WEBサイト、広告、店頭POP、SNS投稿
  • きっかけ……………新規オープン、リニューアル、新商品発売、シーズン用
  • お店について………お店の個性、魅力、経営理念、従業員の理念
  • 商品…………………一押しの商品、新商品、シーズン商品
  • 被写体の種類………外観、内観、仕事風景、プロフィール写真、商品
  • 撮影ポイント………「2.お店を表現するための必要要素」で明らかになった撮影して欲しいところ
  • 必要カット数………分かる範囲で具体的に。被写体毎に決まっていると良い
  • 求めるイメージ……欲しい写真の雰囲気、写実性重視?アート性重視?
  • ベンチマーク………希望のイメージに近いサンプル写真やWEBサイト等
  • 予算…………………分かる範囲で具体的に。
  • 撮影日時の都合……候補日と時間を複数提示すると良い

これらを予めカメラマンに伝え共有しておくことで目的の写真がスムーズに得られやすくなります。
例えばこれらを一切伝えずに依頼をしたとすると、全てカメラマンのセンスや好み、作風に依存した店舗写真になってしまいます。

そのカメラマンが自分の求めるもののイメージに完璧にマッチしている場合にはそれでも希望の写真を得ることができるかもしれません。
しかしほとんどの場合はなかなかそういうわけにもいきません。

カメラマン任せにしてしまうのもいいかもしれませんが、具体的に欲しい写真のイメージがある場合には上記ようなポイントをカメラマンに共有することでより良い店舗写真を得られる可能性が上がります。

カメラマン目線になってみるとなぜそれらのポイントが必要となるか納得できるはずです。

◆カメラマン目線の依頼ポイントの意味◆

  • 写真の使用用途……掲載媒体によって魅せ方を変える。その媒体でより伝わりやすい効果的な表現にする。
  • きっかけ……………撮影や現像時にどんな雰囲気にすべきか変わる。
  • お店について………プロフィール写真や仕事風景の撮影時に完成イメージが分かる。
  • 商品……………………どの商品を一番印象的にとるべきか分かる。
  • 被写体の種類………用意する機材の準備、スケジューリングのため。
  • 撮影ポイント………店舗が求めるカットが明確に分かる。
  • 必要カット数………必要なカット数が分かる。スケジューリング、時間配分を考えられる。
  • 求めるイメージ……店舗が求めるイメージが分かる。
  • ベンチマーク………店舗が求めるイメージがさらに明確に分かる。
  • 予算……………………その予算内でどのような提案ができるか分かる。
  • 撮影日時の都合……複数候補があることでお互いにベストなスケジューリングができる。
  • ブランディングに必要な要素をカメラマンに抑えてもらえるようにこのような具体的な希望を予め伝えておきましょう。

まとめ◆店舗撮影依頼のポイントとコツ◆

店舗写真の目的は『集客』と『ブランディング』であり、その店舗の価値を構築する非常に重要な要素です。
そのためには以下の要素を写真を通じて伝える必要があります。

◆「お客さんがこのお店に行ってみたいと思える」要素◆

  • 個性のある外観内装
  • 非日常感
  • 接客
  • 魅力的な商品
  • 清潔感

それらを伝えるには以下のポイントを写真撮影に反映してもらう必要があります。

◆店舗撮影依頼時にカメラマンに伝えるべきポイント◆

  • 写真の使用用途
  • きっかけ
  • お店について
  • 商品
  • 被写体の種類
  • 撮影ポイント
  • 必要カット数
  • 求めるイメージ
  • ベンチマーク
  • 予算
  • 撮影日時の都合

店舗撮影依頼時にはこれらのことを踏まえながらカメラマンに依頼をかけてみましょう。
ただカメラマン任せに依頼していた時より、きっと失敗しにくくなり、さらに求めているイメージに近い写真を得やすくなることでしょう。

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